ちがやのお茶の時間

日々の暮らしの何気ないことや気になることを綴ります。

仕事道具

こんにちは、ちがやです。

私の仕事は、医療関係です。

道具がとても大切で、特に聴診器は大切に使っていました。

 

元々、家には農業用の道具や祖父が大工をしていた時の古い道具が納屋に残されています。

農家の方は、大抵道具がきれいに整理されていて、不具合があれば修理して、大切に使います。

道具を、田畑の泥がついたまましまうことは恥であり、農との向き合い方を指摘されます。

道具を大切に扱うことは、洋の東西を問わず、専門職としての姿勢の表れでもあるのだと思います。

鍬、鎌、マンノウ、スコップ、鋸などなど....

使われて、きれいにされて、元の位置にそっと置かれる道具の佇まいを見るのがとても好きです。

満足げに土のにおいのする薄暗い納屋で、静かに体を休める道具たち。

その声なき声を、納屋にじゃがいもを取りに行ったときに聞くわたし。

耳を澄まして、道具のそばを通ると、農具たちの寝息が聞こえてくるかのよう。

私も道具を大切に使いたいなとあこがれをもって見上げるのです。